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大証がFX取引休止へ

大証(大阪証券取引所)FXは、2009年7月にサービスを開始しましたが、2014年10月中にFX取引をクローズすることを発表しました。

約5年にわたり展開してきましたが、売買の伸び悩みなどから撤退を決断したようです。

そもそも、この大証FXとは何かということですが、多くのFX会社は店頭取引といって各社の提供するレートで直接売買することが可能ですが、大証FXは売買したい人同士の値段での取引であったり、その他もろもろ条件が異なります。

大証のように取引所取引の場合は、手数料がかかったりするデメリットもあれば、どんなに稼いでも税率が一律20％だったため、たくさん稼いだ人にとっては、支払った手数料よりもだいぶ得をするケースもあり、一長一短でした。

しかし、その税率も2012年1月には、店頭FXも同じ20％となったため、そのあたりから業績の低下がじわじわと始まったようです。

また、大証FXは、金融取引法の規則を満たしたFX会社だけが取り扱うことができるので、安全性や信頼性が高いというメリットもありました。

ただし日々取引をする顧客にとっては、やはり毎回発生してしまう手数料というのは大きな問題となるため、顧客の多くは店頭取引を選んでしまうことが、大証FXの業績の伸び悩みにつながったのかもしれません。

それでは、大証の取扱い金融商品取引会社を見ていきましょう。

【2014年3月5日(水)時点】

上記の7社のうち、現時点では、上記の2社のみ新規口座開設受付を停止しています。

その他の会社も、まさかギリギリまで新規口座開設を受け付けるわけにもいかないため、追って新規の受付を停止していくと思われます。

今回のニュースは少なからずFX業界に激震が走ったため、引き続き業界内の動向に目が離せない状況です。

大証FXにもカムバックを望む声が多いようで、大証FX自体も一旦は撤退するものの、新たな戦略で再参戦を望んでいるのだとか・・・。

今秋の休止以降の、新生大証FXに期待したいところです。

2014/03/05 15:04| FXURL| ▲画面上へ

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